【介護の独り言】介護職を目指すときには
今日の独り言
給料が安い!という介護職に就いていても、妻と子供2人を養い、
家庭円満で、子供を立派に成人させるための方法を語っていきます。
(一部体験談に基づきます)
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一般的な介護施設のイメージ
介護に関する様々な問題が取沙汰されていますが、
その中でも深刻なのは”人員””と”給料”の問題。
これから迎える超高齢化社会にとっては、介護の職に就いていることは、
ある意味で食いっぱぐれのない職とも言えるでしょう。
しかし、ほとんどの介護施設で人員不足に悩んでいるはずです。
理由は様々あります。
1、周辺地域に介護施設がありすぎて、取り合いになっている
2、いわゆる3K(きつい、危険、汚い)のイメージが強くやりたくない
3、優秀な人材は介護職から管理職になってしまう
等々
1については、都内のある地域には、半径1km圏内に通所型の介護サービス
(通称デイサービス)が8件もあるというところもあります。
朝や夕方に介護の送迎車両を何台も見かけたり、すれ違ったりすることも
多くあるのではないでしょうか?
介護職員の数に対して、施設が圧倒的に多すぎるという現状です。
2の3Kについては、+2Kして(くさい、給料安い)などを追加して5K、
さらに+3Kして(休暇がとれない、簡単にやめる、環境が悪い)8Kなどと
呼ばれ、不名誉極まりない呼ばれ方をしています。
3については、喜ばしいことではあるのですが、昇格したり、資格取得などで
上を目指していくと、現場からしたら動ける優秀な人材が抜けてしまうという
痛手になってしまいます。
給料は本当に安いのか?
給料についてですが、介護の大学もしくは専門学校を卒業し、正社員として
一般企業や社会福祉法人等の介護施設に就職した場合、初任給は20万円前後、
手取りで15~6万円程度です。
介護福祉士の資格を、卒業と同時に取得していれば、もう少し変わると思います。
ちなみに、2018年賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果を発表しました。
その結果、大卒初任給の平均は大学卒初任給は20万6,700円。
手取りにすると、16万4千円ぐらいです。
企業や業務形態によって、多少の前後はありますが、
どちらも年収(年2回のボーナス含む)にすれば250万円くらいとなります。
どうでしょうか?大差ないと思いませんか?
では、10年選手ではどうでしょうか?
一般のサラリーマンなら、10年も務めれば大抵は昇給しているでしょう。
介護職でも同じです。現場リーダーか主任クラスにはなっているかと思います。
30歳~35歳の男女平均
主任クラス・・・年収370万円前後
介護リーダー・・・年収350万円前後
また介護職には、資格の有無によって手当がつくところもあります。
それを含めれば、若干劣りはするものの大差ないレベルですね。
では、さらに10年たって、管理者クラスになったとしましょう。
その場合はこのようになります。
40~45歳の男女平均
課長クラス・・・年収470万円前後
施設管理者・・・年収420万円前後
少し開きが大きくなってきましたね。
そして、介護の現場での上限はここまでになります。
現場ではなく、本社勤めとなり、課長⇒部長と昇進していけば
この限りではありません。
ただ、これはあくまで男女平均の場合です。
別々に見た場合だと、男性は30~35歳で50万円前後、40~45歳で100万円前後と
埋めようのない開きが出てきてしまいます。
介護の場合、男女で差はほとんどありません。
男性でも女性でも実力と経験年数がモノを言う仕事ですね。
介護の仕事はお金じゃない
いかがでしたでしょうか?
私の友人(女性)の体験談ですが、
大卒、入社3年目でリーダー、5年目で施設長(係長相当)になった彼女は、
28歳で年収420万円に達しています。
実力、やる気があれば、こんなことも可能なのが介護の世界です。
今は、介護の処遇改善のための手当ても充実してきています。
大手の介護企業や社会福祉法人などに就職すれば、きちんとした手当ももらえるように
なってきました。
20年前に介護保険が発足し、そこから10年くらいは、本当に3Kだったと思いますが、
今は綺麗な施設、オシャレな施設なんかも増えてきています。
時代が変化しているように、10年、20年も前の噂に惑わされないように、
きちんと見極めて、誇りをもって介護に携わって欲しいです。
介護はお金では買えない、本当のありがたみを知ることが出来ます。
また、人と人の温もりを感じることが出来、”やりがい”を最も感じることのできる、
素晴らしい職業だと思います。
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